鬼才とり・みきのSF・ホラー漫画作品集が電子書籍で一挙復刊!

株式会社文藝春秋コミック編集部は、ナンセンスギャグからシリアス系、映像作品の脚本・原作まで幅広い活動を展開する漫画家、とり・みきのSF・ホラー作品集『山の音』『パシパエーの宴』『トマソンの罠』を電子書籍として10月28日に復刊します。

恋人が音信不通、実家を訪れた狩野忠の運命は…?『山の音』

航空会社に勤める狩野忠は、恋人である伏田英理の実家がある九州の山村を訪れた。帰郷した英理が音信不通となったためだ。英理の実家を訪ねるが、本人には会えず、英理の母親から「この土地の者との縁組が決まった」と伝えられる。狩野は英理に会おうとするが、仮面をつけた異形の者から「殺されるぞ。あの山伏のように……」と警告を受ける──。(表題作「山の音」より)

ワイドショーのディレクターが怪奇ネタを追う『パシパエーの宴』

ワイドショーのディレクター玉木康介は、人気女優が新興宗教「みことの会」に入信した事件を追っていたが、担当をはずされてしまう。
代りに怪奇ネタを探していた玉木は、「件(くだん)」という人面牛身の妖怪の存在を知る。「件」は生後数日しか生きられないが、その間に予言をし、それは必ず的中するというのだ。取材を進めるなかで、「件」が「みことの会」とつながりがあることが判明する……。(表題作「パシパエーの宴」より)

懐かしい街並みが舞台となる『トマソンの罠』

15年ぶりに学生時代に住んでいた街を訪れた辰巳は、様変わりした街の風景に驚く。そこで辰巳は、ドアもないのに階段だけが壁に向かって消えている不思議な建物を撮影している人物に出会う。彼はそんな“無用の長物”をかつて巨人軍に在籍した大リーガーになぞらえ「トマソン」と呼んでいた。しかし辰巳は、その建物の不思議な造りの“理由”を、なぜか自分が知っている気がするのだ……。(表題作「トマソンの罠」より)

各書籍の詳細

書名:『山の音』
販売価格:600円(税込)
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692129100000000000D

書名:『パシパエーの宴』
販売価格:600円(税込)
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692129200000000000G

書名:『トマソンの罠』
販売価格:600円(税込)
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692129300000000000J

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