グレープシティ株式会社は、業務アプリケーション開発を支援する「SpreadJS(スプレッドJS)」の新バージョン「V16J」を2023年2月22日にリリースします。SpreadJSは、WebアプリケーションでMicrosoft Excel(R)ライクなUIを実現するJavaScript製品です。1年定額制のサブスクリプション方式で販売しており、初回費用は、1開発ライセンスが165,000円(10%税込)、1配布ライセンス(1ドメイン)が660,000円(10%税込)となります。なお、開発ライセンス・配布ライセンスの2年目以降のリニューアル(更新)価格は、両ライセンスとも165,000円(10%税込)となります。
SpreadJS V16Jの新機能
<フォームコントロールの追加>ボタンやチェックボックスなどをはじめとする9種類のExcelライクなフォームコントロールを追加しました。
SpreadJSのExcel入出力機能を活用することで、フォームコントロールを配置したワークシートをExcelに出力したり、インポートしたExcelファイルに含まれるフォームコントロールをSpreadJS上で利用したりすることも可能です。
<新ファイルフォーマットとExcel入出力パフォーマンスの改善>
新しいファイルフォーマット(SJS形式)によるSpreadJSデータの保存や読み込みが可能になりました。
ライブラリ本体のほか、SpreadJSデザイナも新形式によるデータの保存や読み込みに対応します。
この新ファイルフォーマットではデータ構造の最適化が実施されており、従来のSSJSON形式ファイルと比較して、大幅に小さいサイズでSpreadJSデータを保存できるようになりました。
また、新しいファイルフォーマットをベースとするExcel入出力機能も利用可能になりました。同機能の活用により、従来よりも高速なExcelインポートとエクスポートを実現できます。
<テーブルシート機能の強化>
【階層データ】
テーブルシートでデータの階層表示ができるようになりました。シート上の各階層データはUIによる折りたたみや展開に対応しています。
加えて、階層ごとに画像を設定したり、階層の親子関係と連動して動作するチェックボックスを設定することも可能です。
このほか、コンテキストメニューや新しく追加されたAPIを利用すれば、階層レベルの上げ/下げや指定階層に対するレコードの追加といった操作も実現できます。
また、本体ライブラリとあわせてSpreadJSデザイナおよびリボンコンテナでも階層データをサポートします。
同デザイナ・リボンコンテナの[データソース]画面では、テーブルシートに設定する階層データの種類やサマリー数式、階層ごとに表示する画像などの設定が可能です。
【リレーショナルデータのツリー表示】
テーブルシートパネルのフィールドエリアで、リレーショナルデータのツリー表示が可能になりました。
また、SpreadJSデザイナ・リボンコンテナの[データソース]画面でも同様に、リレーショナルデータがツリー形式で表示されるようになります。
<販売管理・売上明細のサンプルを追加>
「販売管理」と「売上明細」のサンプルアプリケーションを新たに追加しました。日本の業務システムで求められることの多い受注管理や売上管理、請求管理といった処理をSpreadJSで実現しています。
グループ化や条件付き書式、チャートやピボットテーブルなどをはじめとする豊富な機能の活用例をオンラインデモで確認することが可能です。
<JavaScriptフレームワークのサポートを強化>
Angularの最新バージョン「Angular 15」に対応したほか、昨今のフロントエンド開発で人気のフレームワーク「Next.js」「Nuxt.js」上での利用に対応しました。
【SpreadJS V16Jの新機能詳細は、製品ページをご覧ください】
https://www.grapecity.co.jp/developer/spreadjs/release/16
【グレープシティ株式会社】
https://www.grapecity.co.jp