栃木県鬼怒川温泉「界 鬼怒川」にて、『200年の歴史を継ぐ「黒羽藍染」の若手職人による工房ツアー』を3月1日から開催!

栃木県鬼怒川温泉にある温泉旅館「界 鬼怒川」では、2023年3月1日から2024年2月29日の期間、「200年の歴史を継ぐ黒羽藍染の若手職人による工房ツアー」を開催します。

職人・生産者と行うご当地楽文化体験「手業のひととき」

栃木県伝統工芸品「黒羽藍染」の技を今に伝える若手職人・小沼 雄大(おぬま ゆうた)氏の案内のもと、工房を見学します。
デザインから型紙制作、染め上げまでの全工程を担う、小沼氏の技や使い込まれた道具、200年引き継がれてきた藍甕(あいがめ)(*1)を見ることができます。本取り組みは2021年より界全施設で実施している、職人・生産者と行うご当地楽文化体験「手業のひととき」の一環で、今年3年目を迎えます。
 *1:藍甕…染料の藍をためておくかめ。

「手業のひととき」:https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/

伝統工芸の技を体験、世界に1つだけの手ぬぐい作成

■創作染め「フリ」のオリジナル手ぬぐい作り【New】
工房では、小沼氏から黒羽藍染の特徴や歴史の説明を受けた後、自由な図柄表現ができる創作染め「フリ」の体験を行います。
「フリ」とは、型染めで使用する糊を液状にし、筆や刷毛で思いのまま自由に描く、小沼氏が編み出した創作染めです。
偶発的なしずくや線が入り混じり、世界に1つだけの模様が描けます。
ご自身がデザインした手ぬぐいは小沼氏が染め、後日ご自宅に郵送します。

■デザインから染色まで一人で行う「型染め」の技を体験
工房では、実際に小沼氏が使っている型紙や道具、藍甕を見学しながら、「型染め」と呼ばれる伝統技法のプロセスを教わります。デザイン考案から、染めるための型紙づくり、糊付け、染色、洗い、乾燥など、多くの工程が職人一人の手で行われていることを知ることができます。

■古典からモダンまで、多彩な模様・作品を見学
工房に併設されているギャラリーには、小沼氏が手がけた作品が並びます。
市松模様や麻の葉模様など、老舗紺屋ならではの古典模様から、小沼氏自らがあみ出したオリジナルのものまで、約6000種類の模様を駆使して多彩な作品が生み出されています。
作品を見るだけでも楽しめますが、模様に込められた縁起担ぎの意味合いや当時の文化を作り手から教わることで、より黒羽藍染の奥深さを知ることができます。
また、型紙を使わない、小沼氏オリジナルのモダンな模様や、マスクやスニーカーなど現代の生活にも取り入れやすい作品も見どころです。

200年の歴史を継ぐ黒羽藍染の若手職人による工房ツアー

期間:2023年3月7、21日、4月4、18日、5月2、16日、6月6、20日、7月4、18日、
   8月1、15日、9月5、19日、10月3、17日、11月7、21日、
   2024年1月9、23日、2月6、20日
時間:宿泊翌日13:00~15:00
場所:「黒羽藍染紺屋」 栃木県大田原市黒羽向町88(現地集合解散)
料金:1名11,000円(税込、宿泊費別)
定員:1日1~6名
受付:[公式サイト https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/ ] にて4日前まで受付

<界 鬼怒川 (栃木県・鬼怒川温泉) >
 栃木県日光市鬼怒川温泉滝308/客室 48室
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikinugawa/

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