建設・土木・不動産事業を行う株式会社永賢組は、2023年02月から元Plan・Do・See 河文若女将 現:中の屋株式会社 代表取締役香川 絢子様による、全4回のマナー研修を開催しています。「建設業をもっと身近なものにしたい」という社長の想いから、建設業をサービス業ととらえ、相手のために気遣いができる会社に成長する目的で研修を始めました。月に一度、研修ごとに対象やテーマを変えながら、継続的に研修を実施しています。3月8日に実施された第2回は、「礼節を最強の武器に」をテーマに開催しました。
講師紹介
講師:中の屋株式会社 代表取締役香川 絢子(かがわ あやこ)様
香川様は京都「萬亀楼」にて女将修行をし、2011年3月より名古屋最古の料亭「河文」の若女将を務め、現在、中の屋株式会社の代表取締役として「日本の伝統文化をわかりやすく、楽しく広めて、皆様の人生をちょっぴり豊かにする」をモットーに活動されています。
また、大学時代より表千家にて茶道を学んだ経験を活かしながら、伝統を継承しつつも多くの方に分かりやすく楽しんでもらえる和食講座、古典芸能の企画などを多数発信されています。
第1回目【料亭若女がおもう出来る男とは】
■出来る男=モテる男
第1回目は、役員を対象に「出来る男」のマナーについての研修でした。
名古屋の料亭で香川様がお会いした「出来る男」のエピソードや共通点を紹介。
食事が美味しかったお礼に、お帰りになった1時間後にお店にお花を届けてくださる社長様。
地位のある役職でも、必ず先に挨拶される大手企業の役員様など、共感できることも沢山あり、当社の役員も実践していきたい!と意気込んでいました。
早速、「出来る男」になったのか、研修後に香川様にお礼の電話を入れた役員もいました。
マナーがすべてではなく、さりげない気遣いが出来る男=モテる男ですね。
第2回目【礼節を最強の武器に】
■無礼は68億円の損害!?
2回目は主に営業担当を対象に、マナーではなくあえて礼節という言葉使い、「なぜ礼節や、人に対するおもてなしが必要なのか?」を学ぶ研修でした。
アメリカの研究によると、「無礼な人は、健康被害・会社の損害被害・思考能力低下・認知能力・攻撃的になる」という5つの被害をもたらすと言われているそうです。
その被害額を算出したところ、会社にもたらす損害は500ドル、日本円にするとなんと68億円!礼節がもたらす価値は私たちの想像以上です。
それを踏まえ、礼節のメリットや、おもてなしにおける千利休の考え方など、礼節に対するマインドをじっくりと教えていただきました。
「普段、何気なく自分が行っていることは相手に不快を与えていたのではないか…」と改めて自分自身を振り返ることができ、また年代別に様々な価値観も発見でき、とても良い機会でした。
研修の反応
■香川さまコメント2回の研修を行わせていただき、とても皆さんがざっくばらんで、仲の良い会社様だと改めてよく分かりました。
明るくリーダーシップのある方、寡黙だけどよく周りをご覧になっておられ、適切な意見を出される方など、お1人、お1人に才が溢れ、得意なことを活かして仕事をされているのだろうな、と改めて認識し会社の素晴らしさを感じました。
日々のお仕事が作業になることなく、気持ちを込めた礼節を取り入れたお仕事になることを願っております。
■参加社員コメント
今回ビジネスマナーの実践的な部分だけではなく、気遣いや、マインドを含めた講習を受けることができ、気持ちの部分こそ改めて大事だと実感することが出来ました。
営業では気遣い・気配りも大切だと言われているので、今後も学んだことを活かしていきたいと思いました。【営業部Tさん】
マナーというのは気持ちーが大事というマナーの本質を再認識させてくれるような講習でした。また、グループをつくり各々でマナーにまつわる話を行う事により普段はあまり会う事が無いような他の部門の方とも交流が持てたのは新鮮で良い経験になりました。【総務部Mさん】
<株式会社永賢組>
https://www.nagaken.com/