RATH、NHKと編集業務の効率化に向けてリモートデスクトップ『NW Remote』を共同開発!「NHK Tech EXPO 2023」に展示

株式会社RATHは、対話型AI等の生成型AI機能の研究開発と、その成果を用いたビジネスプロデュースを推進する傍ら、AIの学習を円滑化するリモートデスクトップ機能の開発にも力をいれております。今回、NHKと編集業務の効率化に向けて『NW Remote』を共同開発いたしました。併せてNHK Tech EXPO 2023に展示いたします。

NHKと編集業務の効率化に向けて『NW Remote』を共同開発

RATHは、「人に寄り添うにこやかなAIを創り出す」という理念のもと、「ヒトの1日24時間の営みに寄り添う事が可能なPartnerとなるAIの提供」を実現する為に2019年7月26日に設立された事業会社です。
PartnerとなるAIの具現化の観点から、設立当初より遠隔でのAIによる視覚認識の同期化についても取り組んでおりました。
RATHのCTOである金子は、設立以前からリモートデスクトップ技術開発に継続的に取り組んでおり、これまでの経験に基づきながら、今回NHKと『NW Remote』の共同開発をおこないました。

NW Remote

ベースとなるRATHのリモートデスクトップ『Verethragna(ウルスラグナ)』の長所そのままに、更に放送業務にて用いていただくという観点から、セキュリティ面等の機能を強化しており、以下のような特徴があります。

・GPUに極力負担をかけない設計
・ローカルネットワークや閉域網ネットワークにおいてセキュアな構築が可能(クラウドは不要)
・低速及び不安定なネットワーク環境に対応した設計
・マルチスレッドによるマルチコネクションでそれぞれのコネクションが0.05秒以内(回線速度に依存)に再接続が完了できる高い復帰性能
・H.264などのMPEG系ではないのでライセンス面においての透明性(MPEG LA社へのパテントプールを考慮していないサービスが多数存在)
・他のリモートデスクトップと比較して非常にシンプルでコンパクトな設計(=カスタマイズが容易)
・暗号通信及び認証機能の強化
・パスワード保存機能
・クライアントからのパスワード変更機能
・遅延対策キーボード入力機能(遅延の大きい通信状態での入力を支援)
・映像音声自動同期機能(遅延を考慮した映像と音声を可能な限り同期化)


<株式会社RATH>
https://rath.co.jp/

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