株式会社HIPUSは、企業の調達力をレベルアップさせる支出データ可視化・分析ツール「Spend Forward」を独自開発し2023年6月にリリースいたしました。企業の間接材支出統制の一環として、社内の支出データを可視化し、品目カテゴリの分析などコスト削減に向けた分析や、支出状況の可視化などコンプライアンス強化に繋げるソリューションを提供します。
間接材の特徴と一般的な課題
間接材は、購入元(ユーザー)や調達品目が多岐にわたり、また利用するシステムや買い方(カタログ・請求払い等)も様々であるという性質上、実態の把握が困難(データ集計が困難)なため、コスト削減を進めるにもどこからどう進めるべきかがわからず、加えて不正の温床になりやすいという課題があります。「Spend Forward」は、間接材におけるこれらの課題を解消し、「統合的な可視化・一元管理」を実現します。
「Spend Forward」の特徴
(1) 支出の可視化:システムの数や種類の制限なくデータを取り込み、企業のキャッシュアウトを統合的に可視化。経営者含む全員が共通の目線で状況(品目カテゴリ別・取引先別・要求部門別の支出額 等)を把握することが可能になります。
(2) 調達コスト削減:HIPUSにおける多数のコスト削減の経験に基づいた分析の流れと分析方法のレクチャー(HIPUS標準ノウハウ)がツールに実装されているため、コスト削減に着手すべき品目の特定が可能です。
さらに、具体的な品目カテゴリの特性・コスト削減のアプローチ(HIPUS標準ノウハウ)を参照しながら、ユーザー自身でのコスト削減を推進いただくことも可能です。
(3) 支出統制・コンプライアンス強化:ガバナンス評価として、システム別/カテゴリ別/購入部門別の支出額を可視化。
例えば、本来調達システムを介して購入すべき品目を請求書払いしている部門やその金額を特定できるため、ユーザーマネジメント・統制の強化に寄与します。
継続運用の支援・自社でのオペレーション業務の負担軽減
ツールは導入したが継続運用されない、というのがこれまでのツールの課題でした。継続的運用のためには、データのメンテナンス(クレンジング・カテゴリ付与)が必須と考えます。
常に最新データで把握できるよう、HIPUSがお客様の支出データを預かり、HIPUSが蓄積した調達ノウハウや独自のカテゴリ区分をもとに、データクレンジングを含めた運用とセットで導入いただくことが可能です。
お客様はデータの提供のみで、HIPUSがデータクレンジングした状態でツールを利用することができるため、自社でのクレンジング等のオペレーション業務の負担なく、分析や改善に向けた打ち手の検討に注力頂くことが可能になります。
<「Spend Forward」サービス詳細ページ>
https://www.hipus.com/spendforward/
【株式会社HIPUS】
https://www.hipus.com/