クライム、Veeam Windowsサーバ専用のランサムウェア対策ソリューション「Blocky for Veeam」を6月29日に販売開始

株式会社クライムは、ドイツGRAU DATA社と販売契約を締結し、さまざまなクラウド・仮想化のデータ保護で実績が豊富な「Veeam Backup & Replication」専用のランサムウェア対策ソリューション「Blocky(ブロッキィ)for Veeam」の販売を2023年6月29日に開始しました。

Blocky for Veeam

◇特長
(1)オールインワンバックアップ構成でもランサムウェア対策を簡単実現
Blocky for VeeamをそのWindowsマシンにインストールし、そのWindowsマシン上のバックアップ・データへの変更や削除をアクセス制御することで、オールインワンな構成でも、ランサムウェアなどの脅威からバックアップを保護できます。

(2)プロアクティブなホワイトリストアプローチ
Blockyは、アプリケーションホワイトリスト(AWL)というアプローチを採用しています。
これは、従来のブラックリストアプローチでは「デフォルトで許可」を行っていますが、AWLではより強固に未知のアプリケーションに対しては「デフォルトで拒否」するアプローチです。

(3)独自フィンガープリントにより、改ざんされたアプリケーションからのアクセスもブロック
Blockyのアプリケーションホワイトリスト(AWL)はアプリケーションフィンガープリント技術を使用して、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)などの属性と、アプリケーション独自の動作に基づいて、許可した各アプリケーションに固有のハッシュ値フィンガープリントを作成します。

このため、既知のアプリケーションや信頼されたアプリケーションを装うマルウェアであっても、BlockyのIDチェックを通過することはできず、AWLに追加した本当のアプリケーションのみがバックアップにアクセスできます。

(4)大規模環境でも楽々構成、統合管理GUI
Blockyは個別のWindowsマシンで構成することもできますが、統合管理GUI(Central GUI)により、リモートマシン上のBlockyをまとめて管理可能です。
GUI上からアラート設定(E-mail、Windowsイベントログ)やアプリケーションホワイトリスト(AWL)の構成を実施でき、グループ化することで、それらの設定を複数台に一括で実施することも可能です。




◇要件
サポートOS:
Windows Server 2012, 2016, 2019, 2022

対応ボリューム:
Windows NTFS, ReFS
※ネットワーク接続ストレージ(NASデバイス)はサポートしていません。

◇製品詳細サイト
https://www.climb.co.jp/soft/blocky/

◇Blocky for Veeamライセンス形態
年間サブスクリプションで提供し、価格はオープン・プライスです。

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