日本人も入賞!「第13回 国際オーボエコンクール・東京」結果発表

若手音楽家の育成・支援を重要な活動の一つとする公益財団法人ソニー音楽財団が、2023年4月の予備審査から10月9日までにわたり開催した、「第13回 国際オーボエコンクール・東京」において、スペインのアンヘル・ルイス・サンチェス=モレノさんが、8年ぶりとなる第1位[大賀賞]を受賞しました。

コンクール結果

第1位[大賀賞]:アンヘル・ルイス・サンチェス=モレノ(Angel Luis Sanchez Moreno)【スペイン】
第2位:ソン・ヒョンジョン(Hyun Jung Song)【韓国】
第3位:レオニードゥ・スルコフ(Leonid Surkov)【ロシア】
入 賞:アレクサンダー・クリメル(Alexander Krimer)【ドイツ】
    榎かぐや(Kaguya Enoki)【日本】
    ハビエル・アヤラ(Javier Ayala)【スペイン】
聴衆賞:アンヘル・ルイス・サンチェス=モレノ【スペイン】
奨励賞:榎かぐや(Kaguya Enoki)【日本】




世界最高峰のオーボエ奏者を発掘する「国際オーボエコンクール」

「国際オーボエコンクール」は、オーボエの素朴でやさしい音色を愛し、オーケストラのクオリティを決定づける楽器としてその重要性を唱えた初代財団理事長 大賀典雄(1930-2011)の発案の下、1985年より公益財団法人ソニー音楽財団が開催しています。
その目的はオーボエの真価を広めると共に、優れた人材の発見、育成に努め、日本及び世界への活躍の場を広げ、国際的な視野をもって音楽文化の発展に寄与することにあります。
当コンクールは世界のオーボエ奏者の登竜門として今や広く世界に認知されるまでとなり、世界で活躍する優秀な人材を輩出しており、世界でも珍しいオーボエに特化した国際コンクールとしての地歩を確固たるものとしています。
国際音楽コンクール世界連盟会員。

「第13回 国際オーボエコンクール・東京」公式WEBサイト: https://oboec.jp/

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