創建400周年を迎える東叡山寛永寺が記念事業となる国内最大級の天井絵を報道陣に公開

令和7年に創建400周年を迎える東叡山寛永寺では、現在、様々な記念事業に取り組んでいます。その一環として寛永寺の総本堂である根本中堂の天井に、縦約6m×横約12mという国内最大級の天井絵の奉納を予定しておりますが、鋭意製作中のその天井絵が10月13日に報道陣へ内覧会形式で公開されました。

内覧会の様子

公開当日は天井絵の内覧と合わせて、こうした歴史を経て迎える創建400周年に向けた記念事業の概要を寛永寺の代表である浦井正明貫首が発表し、同席した手塚雄二東京藝術大学名誉教授、寛永寺の檀家総代である德川宗家19代当主・德川記念財団理事長の徳川家広氏、そして地元を代表して服部征夫台東区長より、400周年記念事業に向けた期待とお祝いの言葉が添えられました。

この天井絵は、寛永寺のある上野の山(上野公園)に本校を置く東京藝術大学の手塚雄二名誉教授の手による作品となり、龍をモチーフとして天井板一枚一枚に丁寧に描かれたその迫力は、400年の時を超えて、永く世の平穏を祈願し続けていく寛永寺の決意を表わしているかのような勇壮な姿を見せています。

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