公益財団法人 武田科学振興財団、2023年度の研究助成として 544件に総額21億8400万円を贈呈

公益財団法人 武田科学振興財団は、2023年度の研究助成として、応募1,893件から544件を選出し、総額21億8,400万円を贈呈いたします。研究助成プログラム毎の助成対象者および応募件数・採択件数・採択率を財団ウェブサイト「研究助成対象者一覧」ページ( https://www.takeda-sci.or.jp/research/list.php )に掲載しました。

武田科学振興財団 2023年度研究助成の概要

■武田報彰医学研究助成
大学、研究機関において、教授もしくは教授相当の立場で、研究室立上げ3年未満の医学系研究者を対象に、世界をリードする医学の先端研究へ助成(1件3,000万円 10件)

■ハイリスク新興感染症研究助成
満55歳未満の研究者を対象に、人類にとって脅威となりうるハイリスク新興感染症の対策に必要な基礎研究、臨床研究、疫学・社会医学的研究等の多様な研究へ助成(1件1,000万円 10件)

■生命科学研究助成
満55歳未満の研究者を対象に、生命科学分野における新たな発見に貢献し、当該分野の進歩・発展の基盤となる独創的な研究へ助成(1件1,000万円 30件)

■医学系研究助成
満45歳未満の大学医学部および大学の医学系研究部門またはその他の医学系研究機関に所属する研究者を対象に、医学分野の進歩・発展に貢献する独創的な研究へ助成(1件200万円 240件)

■医学系研究継続助成
2020年度および2021年度の医学系研究助成対象者で卓越した研究へ継続助成(1件300万円 30件)

■薬学系研究助成
満45歳未満の大学薬学部および大学の薬学系研究部門またはその他の薬学系研究機関に所属する研究者を対象に、薬学分野の進歩・発展に貢献する独創的な研究へ助成(1件200万円 41件)

■薬学系研究継続助成
2020年度および2021年度の薬学系研究助成対象者で卓越した研究へ継続助成(1件300万円 6件)

■ライフサイエンス研究助成
満45歳未満の医学・歯学・薬学系以外の大学・学部、研究機関および高等専門学校に所属する生命科学分野の研究者を対象に、生命科学分野の進歩・発展に貢献し、人類の健康増進に寄与する独創的な研究へ助成(1件200万円 43件)

■ライフサイエンス研究継続助成
2020年度および2021年度のライフサイエンス研究助成対象者で卓越した研究へ継続助成(1件300万円 5件)

■特定研究助成
我が国の医学の発展に向け、研究機関内の複数の部署・研究室が精力的に取り組む共同研究へ助成(他の研究機関との共同研究も可であるが、研究機関内における共同研究が主体であるもの)(1件3,200万円~5,000万円 12件)

■ビジョナリーリサーチ助成(スタート)
我が国の医学分野の進歩・発展に貢献する、将来に向けて夢のある斬新でチャレンジングな研究へ助成(1件200万円 31件)

■ビジョナリーリサーチ継続助成(ホップ)
2020年度および2021年度のビジョナリーリサーチ助成(スタート)対象者で卓越した研究へ継続助成(1件500万円 10件)

■ビジョナリーリサーチ継続助成(ステップ)
2020年度および2021年度のビジョナリーリサーチ継続助成(ホップ)対象者で卓越した研究へ継続助成(1件1,000万円 5件)

■ビジョナリーリサーチ継続助成(ジャンプ)
2020年度および2021年度のビジョナリーリサーチ継続助成(ステップ)対象者で卓越した研究へ継続助成(1件3,000万円 1件)

■中学校・高等学校理科教育振興助成
国内の中学校・高等学校(高等専門学校を除く)およびそれに準ずる機関の教員および職員を対象に、中学校・高等学校の理科教育に貢献する研究または実践へ助成(1件30万円 70件)

公益財団法人 武田科学振興財団(公益財団法人武田科学振興財団)の概要

武田科学振興財団は、科学技術の研究を助成振興し、我が国の科学技術および文化の向上発展に寄与することを目的とし、武田薬品工業株式会社からの寄附を基金として1963年に設立されています。
詳細については、ウェブサイトにて確認ができます。

公益財団法人 武田科学振興財団(Takeda Science Foundation)

所在地 : 大阪市中央区道修町二丁目3番6号
理事長 : 飯澤 祐史
設立許可: 1963年9月30日
移行登記: 2010年12月1日
基本財産: 722億3,818万円(2023年3月末)
URL   : https://www.takeda-sci.or.jp/

[事業内容]
1. 科学技術に関する研究機関および研究者に対する研究助成
2. 研究者および学生に対する奨学助成
3. 科学技術に関する注目すべき研究業績に対する褒賞
4. 科学技術に関する時流に合ったテーマによる国際シンポジウムの開催
5. 科学技術の振興に関する出版物の発刊
6. 東洋医書その他図書資料の保管、整理、収集および公開
7. その他この法人の目的を達成するために必要な事業

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