タイルカーペットが2030年度において温室効果ガス46%削減を目指す「日本リサイクルカーペット協会」を11月1日に設立

2023年11月1日付で日本リサイクルカーペット協会を設立しました。2030年度において温室効果ガス46%削減を目指す政府目標達成に向けて、公共調達においては、原材料調達から廃棄までに排出する二酸化炭素の量を表示した製品のみを購入する取り組みが始まっており、タイルカーペットがその適用対象となるなど、脱炭素に向けた活動が加速しています。

サステナビリティとサーキュラーエコノミーの実現に向け活動する 日本リサイクルカーペット協会

日本リサイクルカーペット協会は、使用済みタイルカーペットの回収から再生素材製造、リサイクルカーペットの製造、使用、および、使用済み製品の回収という循環型バリューチェーンを構成している多くの企業とコンソーシアムを結成し循環型バリューチェーンを拡大していくことで、廃棄物の削減はもとよりGHG(Green House Gas 温室効果ガス)の削減にも大きく寄与しています。

日本リサイクルカーペット協会は、理想的な水平循環型のリサイクルを広く社会に認知させタイルカーペットの資源循環を加速させていくことで、現在のリサイクルタイルカーペットの市場シェアーは約20%でありますが、これを2025年までに50%に引き上げ、更に100%循環を目指しています。


名称  : 日本リサイクルカーペット協会
     (JRCA:Japan Recycle Carpet Association)
所在地 : 会長 近藤 忠稚
設立目的: サステナビリティ及びサーキュラーエコノミーの実現に向け、
     リサイクルカーペットの普及を促進する。
主な活動: 1.タイルカーペットの水平循環バリューチェーン全体での
     GHG排出量削減に関する検討
     2.リサイクルカーペットに関する品質基準の設定および標準化の推進
     3.当協会の定める品質基準を満たしたリサイクルカーペットに対する
     認定マークの付与
     4.リサイクルカーペットの普及促進に向けた情報発信やイベント等の実施

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