国産食肉の将来と課題を探る:東京国際フォーラムでのシンポジウム成功報告

公益財団法人日本食肉消費総合センターは、令和5年11月18日に東京国際フォーラムで「国産食肉が食卓に届くために~畜産の今 価格を考える~」というテーマでシンポジウムを開催しました。このイベントは、食肉業界の専門家による知見の共有と、畜産業の未来に関する重要な議論の場を提供しました。

イベント概要

開催日時: 令和5年11月18日(土) 13:30~16:00
開催場所: 東京国際フォーラム ホールD5, 東京都千代田区丸の内3-5-1 Dブロック5F
主催: 公益財団法人 日本食肉消費総合センター
URL: http://www.jmi.or.jp/


基調講演:世界と日本の畜産

柴田明夫氏(資源・食糧問題研究所代表)の基調講演では、世界の食糧情勢と日本農業・畜産の方向性について深掘りしました。氏は、気候変動や国際情勢が日本の畜産業に与える影響について詳細に語り、参加者に大きな洞察を提供しました。


パネルディスカッション:多角的な視点

パネルディスカッションでは、畜産局食肉鶏卵課長 猪口隼人氏、JA食肉かごしま 北村裕司氏、消費科学センター 高橋裕子氏、女子栄養大学西村敏英教授らが参加。モデルの長谷川理恵さんを含め、国産食肉の重要性について幅広い議論が行われました。


食肉業界へのインパクト

このシンポジウムは、国産食肉の価格形成や供給安定性に関して重要な議論を行い、参加者に新たな洞察を与える機会となりました。特に、農林水産省や民間企業の専門家の意見は、業界の将来像を描く上で貴重なものでした。


一般消費者への教育と啓発

一般消費者にとって、国産食肉の消費がなぜ重要なのか、そしてその背後にある農業・畜産の課題について理解を深める良い機会となりました。今後の消費者の選択にも影響を与えるでしょう。


このシンポジウムは、国産食肉の現状と未来に焦点を当てた有意義なイベントでした。農業・畜産の専門家からの知見と、消費者との対話が、日本の食肉産業の発展に寄与することでしょう。シンポジウムの詳細は、公益財団法人日本食肉消費総合センターのホームページで近日公開されます。


関連リンク
日本食肉消費総合センター:http://www.jmi.or.jp/

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