BIGLOBEは「コロナ禍を経て、人とのつながりに関する意識調査」を発表し、特に20代の働き手に見られる人間関係の変化を明らかにしました。
調査概要
調査名:コロナ禍を経て、人とのつながりに関する意識調査調査対象:全国の20代から50代の男女1,000人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年11月16日~11月17日
詳細URL:https://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2024/01/240104-1
コロナ禍による人間関係の変化
BIGLOBEの調査によると、約6割の参加者がコロナ禍で人とのつながりが「減った」と回答しました。特に20代から50代の間でこの感覚は共通しており、新型コロナウイルスの影響で社会的な交流が限られたことが背景にあります。20代の孤立感
この調査では、20代の働き手の約半数が「会社以外の人とのつながりがない」と感じていることが判明しました。また、同年代の約5割が人とのつながりを「増やしたい」と答えている一方で、人付き合いを「面倒」と感じる割合も6割を超えています。独立志向の高まり
調査結果からは、コロナ禍を経て「お一人様で行動するのが好き」という傾向も浮き彫りになりました。全体の7割以上がこの項目に肯定的で、特に50代では77.6%がこのように感じています。一方で20代では、人とのつながりを増やしたいと思いつつも、人付き合いに対する負担感を持つジレンマが見受けられます。性別・年代別の傾向
男性は女性に比べ、会社以外の人とのつながりがない割合が高く、特に20代ではこの傾向が顕著です。また、人付き合いを面倒だと感じる割合は、年代が上がるほど高くなる傾向にあり、特に40代以上でこの感覚が強くなっています。BIGLOBEの調査は、コロナ禍が特に20代の働き手の人間関係に与えた影響を浮き彫りにしました。一方で、人とのつながりを求める気持ちと人付き合いの負担感の間で揺れる現代人の姿を映し出しています。
関連リンク
BIGLOBEプレスルーム: https://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2024/01/240104-1
BIGLOBE調査: https://www.biglobe.co.jp/research