展覧会・特別茶会「美濃桃山陶 青山茶会」展をスパイラルガーデンにて開催

2024年2月6日、7日、国内外で美術展覧会を開催する株式会社クオリアートは、展覧会・特別茶会『美濃桃山陶 青山茶会』展を、スパイラルガーデンにて開催いたします。重要無形文化財保持者、岐阜県重要無形文化財保持者をはじめとする現代精鋭作家の最新作21点の展示の他、特別茶会では使用する茶碗との一期一会を楽しめる「美濃桃山陶 茶碗ガチャ」も行います。

安土桃山時代の茶陶に輝いた「美濃桃山陶」

美濃桃山陶とは、安土桃山時代から江戸時代の初め頃まで岐阜県東農地域(※3)で焼かれたやきもののこと。
千利休の侘び茶の大成を背景に生まれ、日本の陶磁史上最も華やかだったといわれる日本独自の陶芸芸術で、黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部などの種類があります。
江戸期以降一旦途絶え、長いヴェールに包まれますが、1930年(昭和5年)に陶芸家・荒川豊蔵(1894-1985、重要無形文化財「志野」・「瀬戸黒」保持者(いわゆる人間国宝)、文化勲章・文化功労者)が、美濃桃山陶のひとつである志野の陶片を発見したことを機に復興しました
その技術は現在、国の重要無形文化財として、また、岐阜県の重要無形文化財として受け継がれ、約400年の時を超えて日本の美意識を今に伝えています。

美濃桃山陶の奥深さや愉しさを再発見!特別茶会「美濃桃山陶 青山茶会」を開催

重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)の作品など21点が一堂に。
現在の岐阜県可児市久々利大平での開窯450年、公益社団法人美濃陶芸協会60周年という節目を記念し、美濃桃山陶の奥深さや愉しさに触れていただけるよう企画した、展覧会・特別茶会『美濃桃山陶 青山茶会(あおやまちゃかい)』展。
出展作家によるギャラリートークや、重要無形文化財保持者(いわゆる「人間国宝」)、岐阜県重要無形文化財保持者をはじめとする作家の茶碗で呈する特別茶会プログラムを予定しております。
今展では、茶会で使用する茶碗を決める「美濃桃山陶 茶碗ガチャ」も実施いたします。

開催概要

会期 :令和6年(2024年)2月6日(火)、7日(水)
会場 :スパイラルガーデン(スパイラル1F) https://www.spiral.co.jp/
東京都港区南青山5-6-23
時間 :11:00~20:00 ※最終入場は19:30、最終日は19:00クローズ
入場料:無料
茶会:有料(一席、おひとり様1,000円/税込)

関連記事