株式会社三友システムアプレイザルは、統計的手法を用いた「三友地価インデックス 2023年第4四半期」を発表しました。このインデックスは、東京圏の地価動向を示し、住宅地と商業地の地価が2008年の不動産ミニバブル期水準を超えるなど、変動しながらも上昇傾向を示しています。
調査結果の要約
・東京圏全体: 住宅地は19四半期連続プラス、商業地は11四半期連続プラスの地価変動率。・地価指数: 住宅地は84.9、商業地は71.8で、不動産ミニバブル期の水準を超える回復を見せています。
■地域別概況
・都県別: 住宅地、商業地共に各都県で上昇傾向。
・東京都内エリア別: 一部エリアで地価指数の大きな変動が見られるが、概ね上昇傾向。特に南西部の水準が高く、多摩地区は不動産ミニバブル期水準まで回復しています。
■三友地価インデックスの特徴
・データ基準: 1994年第2四半期からの鑑定書と調査表に基づく標準価格データを基にしており、111,868件の有効データサンプルを含む。
・使用データの特性: 標準価格を用いており、地価の個別性を排除した指標的な価格。地域間の地価水準を比較可能。
・公的指標との比較: 地価公示価格や都道府県地価調査価格に比べ、実勢をよりタイムリーに反映。
三友地価インデックスの意義と会社紹介
三友地価インデックスは、地価動向を示す重要な指標として、不動産関係者や投資家にとって貴重な情報源です。四半期ごとの更新により、最新の市場動向を反映し、地価の変動をリアルタイムで捉えることができます。株式会社三友システムアプレイザルは、不動産鑑定評価の専門家として、この価値あるデータを提供し続けています。関連リンク
・三友地価インデックス詳細ページ:https://ssri.sanyu-appraisal.com/SSRI/sanyu_land_prices_index/r5-5
・三友システムアプレイザル公式サイト: http://www.sanyu-appraisal.co.jp/