一般社団法人 日本損害保険協会は、令和6年に発生した能登半島地震による被害に迅速に対応するため、火災・津波による被害地域の共同調査を実施し、その認定結果を公表しました。この取り組みにより、地震保険のご契約者に対して保険金の支払い手続きが迅速に進められます。
共同調査の実施と認定結果
日本損害保険協会は、航空写真等を用いた共同調査を通じて、能登半島地震による火災・津波の被害状況を精査しました。この結果、石川県珠洲市、輪島市など特定の地域を「全損地域」および「一部全損地域」と認定しました。これにより、該当地域における地震保険のご契約者は、保険金の支払いを迅速に受けることが可能となります。被災者へのサポート体制
認定された地域の保険契約者には、引受保険会社から直接連絡が行われ、保険金の支払い手続きが開始されます。また、損害保険協会では、保険金請求に関する相談ダイヤルを設置しており、保険申請サポート業者からの勧誘や契約解除等でお困りの方の相談に応じています。能登半島地震による被害に対して、日本損害保険協会は共同調査に基づく迅速な保険金支払いを通じて、被災者の支援に努めています。被災された方々が一日も早く日常生活を取り戻せるよう、保険業界全体でサポートを続けて参ります。
関連リンク
- 住宅の修理などに関するトラブルにご注意:日本損害保険協会
- 保険金に関する災害便乗商法 相談ダイヤル:0120-309-444