公益社団法人インテリア産業協会は、2023年度のインテリアコーディネーター資格試験の結果を発表。全国47都道府県で実施された一次試験に7,746名が挑み、2,034名が新たに合格しました。
試験概要と結果
今年度のインテリアコーディネーター資格試験は、一次試験がCBT方式で初めて実施され、2,713名が合格。続く二次試験には3,861名が挑み、2,034名が最終的に資格を獲得しました。合格率は一次試験で35.0%、二次試験で56.9%となり、全体の合格率は24.9%でした。合格者の特徴
・年齢層:39歳以下が69.9%を占め、最年少合格者は18歳、最年長合格者は71歳。・地域別:関東甲信越地区が45.9%、関西地区19.1%、中部地区10.1%と、大都市圏が合格者の75.1%を占める。
・職業分布:新築が34.0%、リフォームが10.4%、家具が6.3%、非就業者が17.8%。
2023年度のインテリアコーディネーター資格試験は、新たな試験方式の導入と共に、若い世代の受験者が多数を占めるなど、インテリア業界に新しい風を吹き込む結果となりました。今後も資格を取得した新しい合格者たちが、インテリア業界の発展に貢献していくことが期待されます。
関連リンク
- 公益社団法人インテリア産業協会