公益社団法人インテリア産業協会は、2023年12月3日に全国12地域で実施したキッチンスペシャリスト資格試験の結果を発表しました。全体の合格率は33.4%となり、165名が新たにキッチンスペシャリストとしての資格を手にしました。
試験の実施と結果
本年度のキッチンスペシャリスト資格試験では、総合タイプ419名、学科タイプ71名、実技タイプ143名が申込み、資格取得を目指しました。学科試験の合格率は53.5%、実技試験の合格率は41.1%となり、最終的に165名が資格を獲得しました。合格者の特徴
・年齢構成:30~39歳が最多の26.1%、最年少合格者は20歳、最年長合格者は60歳。・地域別割合:関東甲信越地区が最多で47.3%、次いで関西地区と中部地区が各14.5%。
・勤務先取扱品目:住設機器類が50.9%と最多で、新築17.0%、リフォーム15.2%。
第36回キッチンスペシャリスト資格試験では、全国から多くの受験者が挑戦し、165名が新たにキッチンスペシャリストとして認定されました。特に30代の合格者が多く、キッチンに特化した専門家としての新たな才能が業界に加わることに期待が寄せられています。