株式会社ほくつうと東京大学が農業のスマート化に向け共同研究開始

株式会社ほくつうは、東京大学大学院農学生命科学研究科と共同で、農業のスマート化を推進するための研究を2024年4月1日より開始します。

研究の背景

寒冷地や山間地水田では水稲の冷水害が問題となっています。ほくつうが開発した「水まわり(みまわり)くん」シリーズは、このような地域の水田での水管理を効率化し、冷水害を抑制することを目的としています。本共同研究では、「水まわり(みまわり)くん」シリーズを用いて、水稲の成長に最適な水温を保つための水管理技術の開発と効果の検証を行います。

研究の目的と期待される成果

この研究では、スマート水管理を活用して水田の水温を上昇させ、冷水害に強い水稲栽培を目指します。具体的には、「水まわり(みまわり)くん」シリーズのさらなる改善点を探り、水管理効率の向上に貢献することを目的としています。また、この取り組みにより、水田の品質改善、収穫量の増加、節水にもつながることが期待されます。

まとめ

株式会社ほくつうと東京大学の共同研究は、農業の省力化と持続可能性を目指し、農地のスマート化を進める重要な一歩です。今後公表される研究成果により、寒冷地や山間地水田における冷水害のリスクを軽減し、農業生産性のさらなる向上が期待されます。

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