2024年2月18日、宮本理香子さんが第72回中野区珠算競技大会にて、15個の3桁数字をわずか1.61秒で正確に計算し、フラッシュ暗算の新たなギネス世界記録™を樹立しました。
ギネス世界記録™挑戦の背景
フラッシュ暗算は、スクリーン上に瞬時に表示される数字を頭の中で計算する競技で、速さと正確さが求められます。今回の記録挑戦は、中野区で開発されたこの技術に敬意を表して、開発の地である中野区にて実施されました。挑戦の詳細と結果
挑戦権は、フラッシュ暗算検定十段以上を保持する者に限られ、宮本さんは15個の3桁の数字を1.61秒で解き、見事正解しました。この記録は、2024年2月29日にギネス世界記録™として認定されました。フラッシュ暗算の魅力と認知
フラッシュ暗算はそろばん式暗算をベースにしており、イメージ力や記憶力を鍛える効果があります。ギネス世界記録™への申請過程では、そろばん技術とフラッシュ暗算の開発背景を英国のギネスワールドレコーズリミテッドに詳しく説明し、認定を受けることができました。宮本理香子さんについて
宮本さんは、2歳からそろばんを学び始め、現在は八王子市でそろばん教室を運営しています。今回の記録は、多くの練習と支えてくれた家族、ライバル、全国の先生方、そして自身が指導する生徒たちの前での挑戦で成し遂げられました。宮本さんは、今回の挑戦で生徒たちに夢を与えることができたと喜び、自身の記録を超える生徒を育てることを次の目標としています。また、さらなる記録更新にも挑戦していくとのことです。