ソニーセミコンダクタソリューションズ、SPRESENSE向け超精密マルチIMUボードを開発

ソニーセミコンダクタソリューションズは、独自の技術を駆使して、地球の自転を計測できる精度を持つ、軽量かつ小型のマルチIMUボードを開発しました。

製品概要

製品名:マルチIMU合成技術搭載ボード
開発企業:ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
主な特徴:
低バイアス変動
低ノイズ密度
小型・高精度
SPRESENSE対応
技術の詳細:ソニー独自のマルチIMU合成技術
想定アプリケーション:ドローン、自動搬送機、屋内ナビゲーション等
GNSSとのフュージョン:高い測位性能を実現
仕様概要URL:https://www.sony-semicon.com/ja/products/spresense/index.html


革新的な技術の実装

このマルチIMUボードは、ソニー技術開発研究所が開発した特別なマルチIMU合成技術により、従来の工業用光ファイバジャイロスコープと同等の性能を、はるかに軽量で小型の形状で実現しました。特に注目すべきは、地球の自転を検出可能な精度です。これにより、小型自律移動ロボットやドローンなど、高度な制御が必要な用途にも対応可能になります。


応用分野の拡大

この技術は、屋内ナビゲーションやモーションキャプチャなど、さまざまな分野での応用が期待されています。特に、GNSS信号が届かない環境下でも、高精度な位置姿勢トラッキングが可能になることで、自動運転車やドローンの技術進化に貢献すると見られています。


ソニーセミコンダクタソリューションズが開発したマルチIMU合成技術を搭載したボードは、その小型化と高精度により、様々な用途での使用が期待されます。この技術は、特に位置情報が重要とされる自動運転やドローンなどの分野で大きな影響を与えることでしょう。


関連リンク
ソニーセミコンダクタソリューションズ SPRESENSE製品ページ
https://www.sony-semicon.com/ja/products/spresense/index.html

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