小田象製粉株式会社が新たな北海道産小麦粉「CRONOS(クロノス)」を発売

小田象製粉株式会社(岡山県倉敷市)は、2024年4月13日に北海道産の小麦を使用した新しい製品「CRONOS(クロノス)」を市場に投入しました。この製品は、同社の独自技術である微粉砕加工を用いており、特に二次加工の適性に優れた機能性小麦粉として開発されました。

新製品「CRONOS(クロノス)」の特徴

  • 原料: 北海道産小麦100%
  • 加工法: 微粉砕加工による粒度調整
  • 機能性: 吸水性の向上、冷蔵・冷凍耐性
  • 用途: 製パン、製麺などの二次加工

製品の開発背景

日本政府が「食料・農業・農村基本法」の改訂を受けて、国内産小麦の品質向上と供給安定化に向けた動きが加速しています。小田象製粉株式会社はこの政策に対応し、国内で栽培される小麦の利用拡大と製品の機能性向上を図るため、「CRONOS」の開発に至りました。

期待される効果

「CRONOS」は、製パンや製麺時の水和時間の短縮、生地の冷蔵・冷凍耐性の向上など、食品製造の効率化と品質の安定化に寄与します。これにより、消費者にはより高品質な製品を提供することが可能となります。

製品名の由来

「CRONOS」はギリシア語で「時間」を意味し、この小麦粉が持つ時間を制御するような特性を象徴しています。特に冷蔵・冷凍耐性により、製品の保存性が向上することからこの名が付けられました。

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