ケアネット、CRO企業Sattの全株式取得で治験支援事業へ本格進出

株式会社ケアネットは、CRO企業であるSatt株式会社の全株式を取得し、子会社化することで合意しました。これにより、治験支援事業に本格的に進出し、医薬品開発のDX化に貢献します。

背景と目的

ケアネットは、スペシャリティ医薬品のプロモーション支援とともに、医薬品開発の初期段階から製薬企業との関係強化を図るため、治験支援事業への参入を進めています。特に、SMO分野での事業展開を経て、CRO分野においても事業の拡充を図り、クレイス株式会社の全株式を取得した後、Sattとの合意に至りました。Sattの専門知識とケアネットのリソースを組み合わせることで、治験プロセスの効率化と品質向上が期待されます。

シナジー効果と将来展望

Sattの優秀なCRA人材とケアネットの医師会員資産、インターネット情報提供技術の融合により、治験業務のデジタルトランスフォーメーションを加速します。また、クレイスの人材教育ノウハウを活用し、Sattの従業員のスキル向上を図ります。この連携により、臨床開発から臨床研究まで一貫した治験支援サービスを提供し、ケアネットの新中期経営ビジョン「ビジョン2026」の実現に寄与します。

まとめ

この株式取得により、ケアネットは治験支援業務において新たなマイルストーンを設定し、製薬企業に対する包括的なサポートを提供することで、医薬品開発プロセスの全般にわたって貢献を目指します。

関連リンク

[ケアネット公式サイト](https://www.carenet.co.jp)
[Satt公式サイト](https://www.sa-tt.co.jp/newcontents/)

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