小学生対象・インクルーシブ教育体験イベントを無料開催

公益社団法人東京都理学療法士協会(会長:森島 健)は、昨年度に引き続き、2024年7月28日(日)に、小学生を対象としたインクルーシブ教育体験事業「共生社会ってなんだろう?」を池尻大橋駅徒歩1分のBPMにて開催します。開催に先立ち、小学3年生~6年生の児童生徒の参加申し込みを、2024年7月20日(土)まで以下申し込みリンクより募集します。 (申込リンク) https://questant.jp/q/NTLUOPIP

障がいがある人の困難さの原因はどこにあるのだろう?

「障がいがある」という理由で排除されてしまう。残念なことですが、こういった状況がまだ存在しています。「障がいがある」という理由で、できることや選べる道が少なくなってしまう。もしそんなことがあるとしたら、それは私たちの心にバリアがあるのかもしれません。心の中にある、目に見えないバリアを無くすためには、何が必要なのでしょうか。心のバリアフリーについて学ぶ機会を持つことはその解決の一つになります。それは大人になってから学べば良いものではなく、こどもの頃から自然な形で学べる環境が必要です。私たちは理学療法士として、日々障害を抱える方の困難と向き合う中でこのように考えるようになり、2022年度からこどもプロジェクト(プロジェクトリーダー:野崎 展史、石川 愛香)を立ち上げ、心のバリアフリーを学ぶ夏休みイベントを開催することになりました。

どんな体験ができるの?

本会が開発したまんが教材「わけがあってこちら側に止まっています~心のバリアフリー~」を活用したワークショップやボッチャ体験を通して、どうしたら特徴の違う他者同士が気持ちよく社会の中で暮らせるかを考える想像力や共感力を育む体験プログラムをご用意しています。イベント中は現役の学校の先生や理学療法士らが全面的にサポートを行い、児童らが安心して学べる環境をご用意しています。

互いが気持ちよく納得できる考え方や着地点をこどものうちから考える経験が、こどもたちの健全な心の発育を助けるとともに、10年先、20年先の未来がもっと優しいものになってほしいと、そんな願いを込めながら準備を進めております。ぜひ、お友達をお誘いの上、ご参加いただけたら幸いです。

昨年度のイベントの様子

昨年度も多くの参加者がイベントに参加し、心のバリアフリーについて学びました。ボッチャ体験やワークショップを通じて、互いの違いを理解し、共生社会の実現に向けた貴重な体験ができました。

イベント概要

- 日時:2024年7月28日(日)13時30分~16時(受付 13時~)
- 場所:BPM(池尻大橋駅徒歩1分)  
 東京都世田谷区池尻2丁目31-24信田ビル2階  
 https://bpm-tokyo.com/
- 主催:公益社団法人東京都理学療法士協会
- 参加費:無料
- 定員:25名
- 対象:小学3年生~6年生  
 ※付き添いの方の待機スペースもご用意しております。  
 ※東京都内の小学生に限らずご参加可能です。
- 申込方法:以下リンクから申し込み(締め切り:2024年7月20日(土))  
 https://questant.jp/q/NTLUOPIP

※本イベントは独立行政法人 国立青少年教育振興機構の子どもゆめ基金助成活動からの援助を受けて実施するものです。

プロジェクトメンバー

プロジェクトメンバーは、理学療法士を中心に構成され、児童の安全と学びをサポートします。多様なバックグラウンドを持つ専門家たちが集まり、質の高い教育体験を提供します。

まんが教材「わけがあってこちら側に止まっています~心のバリアフリー~」

まんが教材は、イベントで使用するために特別に開発されました。子どもたちが楽しく学びながら心のバリアフリーについて理解を深めることができます。特設ホームページもご覧ください。  
http://www.pttokyo.net/esca/

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