さくら情報システム、AIとOCRを融合した新サービス「AI TextSifta」を2024年6月より提供開始

AI TextSiftaが、生成型AIとAI OCRの組み合わせによる新データ化サービスとして、さくら情報システムより提供されることが発表されました。

サービス提供の背景

企業がDXを進める上で課題の一つとなる「アナログ情報のデジタル化」に対する解決策として、「AI TextSifta」が提供されます。既存のAI OCRが得意とする日本語の請求書や領収書だけでなく、特殊なレイアウトの帳票やPDF、写真などからテキストを抽出する作業も対応可能で、これらのニーズに着目した当サービスが開発されました。詳細は下記のURLでご確認いただけます。
https://www.sakura-is.co.jp/solution/ps-000-158.html

サービスの特長

「AI TextSifta」の特長として、事前学習モデルや設定作業の不要化、生成AIの自然言語処理能力の活用による情報特定、英字の請求書や各種画像イメージなどの対応、複雑なフォーマット処理の対応等が挙げられます。これにより、業務でのデータ抽出効率を大幅に向上することが期待できます。

ターゲットとなるユーザー

「AI TextSifta」の利用者は、DXを進める企業やデータ化作業が多い事業者を想定しています。特に、日本語や英語の請求書のデータ化作業や、特殊な帳票やPDF、写真からのテキスト抽出を必要とする場合に大いに活用できます。

費用について

サービスのタイプにより費用は異なり、日本語請求書の場合は1ページあたり20円から、英字請求書の場合は1ページあたり30円からの料金設定となっています。ただし、特殊な帳票の場合は別途検証が必要となります。

試用方法

試用希望者は下記のURLからアクセスできますが、認証が必要となるため、スマートフォンにMicrosoft Authenticatorなどの認証アプリをインストールする必要があります。
https://portal.ai-textsifta.com/

まとめ

「AI TextSifta」は、DX推進の一環として「アナログ情報のデジタル化」に取り組む企業に朗報と言えるでしょう。さくら情報システムからの新サービス開始は、2024年6月予定です。

編集部目線での見解

このサービスが、求められていたデータ化課題の解決策となり、膨大な情報を効率的に扱える可能性を提供すると考えます。さらに既存のAI OCRが難しいとされていた特殊レイアウトや画像からのテキスト抽出も可能となることで、ビジネス現場への大きな貢献が期待されます。

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