概要

書名：ぼくたちのことをわすれないで　ロヒンギャの男の子・ハールンのものがたり
発売日：2024年6月20日
販売場所：全国書店・インターネット書店
定価：1,650円(税込)
体裁：A4変型判／36ページ
ISBNコード：978-4-333-02924-2
URL：https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b646817.html

幸運な出会い

ミャンマーの少数民族であるロヒンギャの大規模な迫害から逃れ、難民キャンプで暮らす少年・ハールンの物語です。平和な生活を送っていたハールンはある晩、武装した男たちに村を襲われ、命からがら隣国のバングラデシュへと逃れます。悲しみにくれるハールンですが、難民キャンプに学校ができたことで、再び希望を見つけます。

希望の種、学校

その学校は、日本在住のロヒンギャ男性、アウンティン氏が私財を投じて建てたものでした。アウンティン氏は、「学ぶことが平和を築く。子どもたちは未来を照らす灯り」という思いから、遠く日本からハールンたちに学びの場を提供します。この絵本には、そんなアウンティン氏の想いと、現在も難民キャンプで生活を送る子どもたちに対する著者の深い願いが込められています。

まとめ

ロヒンギャらの日々の生活や厳しい現状を描いたこの絵本は、世界の現状を明瞭に伝えるだけでなく、鈴木まもると由美村嬉々の二人の著名な作家による作品としても注目されています。SDGsの公式ロゴマークが裏表紙に掲載されていることからも、教育と平和に対する本書のメッセージの重要性が伺えます。
詳細は公式ウェブサイト（https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b646817.html）でご確認いただけます。