業界のプロフェッショナルと定量的評価から見た優秀な調達部門を、「日本の調達部」が発表しました。
概要
評価尺度:プロ視点からの優秀調達部門、定量視点からの優秀調達部門
調査対象:構成調達部員数約2万2,900人
アンケート有効数:約1万5,000人
結果:優秀調達部門を持つ企業として、プロ視点で評価したランキングと定量視点で評価したランキングの2つを発表
運営委任:未来調達研究所株式会社
プロフェッショナルが選んだ優秀調達部門
構成部員からのアンケート結果として、「他社から見て優秀な調達購買部門はどこか?」という問いに、トヨタ自動車、ダイキン工業、パナソニック、キーエンス、ソニーが上位に名を連ねました。各社の評価は、調達教育体系や、調達に関する判断力、調達が実施するグローバルアロケーションや代替開発など理由によって異なりました。
定量的評価から見た優秀調達部門
定量視点から評価したランキングでは、製造原価率や在庫率、商品投下資本粗利益率など、決算書で定量的に評価できる数値を用いて前年よりも改善を実現した企業として、東京機械製作所、大幸薬品、大阪チタニウムテクノロジーズ、SECカーボン、マキタが評価されました。これらの企業は感覚的でなく、確実に企業業績を向上させた部門と評価されました。
まとめ
国内約2万人の調達部員からの評価と、定量的な評価に基づき優秀調達部門を持つ企業が発表されました。「日本の調達部」は、感覚的でなく、実績に基づいた評価をもって、日本の優秀な調達部門を表彰します。