加賀FEI株式会社が開発した新製品「EC4L15BA1」は、Bluetooth Low Energy(BLE)モジュールで、通常の同じ等級のものと比べて2倍以上の処理能力と低消費電力を両立させた新製品です。
概要
製品名:EC4L15BA1
主な特徴:低消費電力と2倍以上の処理能力
対象市場:産業用IoT、メディカル/ヘルスケア製品、スポーツ/フィットネスセンサ、スマートホーム製品等
量産予定日:2025年6月
公式サイト:
https://www.kagafei.com/jp/製品の特徴と魅力
「EC4L15BA1」は、アプリケーション実行プロセッサと大容量メモリを搭載したBLEモジュールです。このモジュールは低消費電力と高い処理能力の両方を持っています。さらに、アンテナを内蔵し、各種認証も取得しています。これにより、次世代の無線IoT製品の製品化と市場投入が速くなります。また、PSAレベル3認証にも対応しており、高度なセキュリティ要求を満たすことができます。
アンテナと認証の導入による利便性提高
本製品にはアンテナが内蔵されており、Bluetooth SIG認証、日本電波法、FCC(米国)、ISED(カナダ)の電波法認証も取得済みです。これにより、ユーザーはアンテナの設計や認証の手間を省くことができます。
まとめ
AIや機械学習の進化に伴い、エッジ側デバイスに需要が高まる中で、Bluetooth Low Energyモジュール「EC4L15BA1」が開発されました。高い処理能力と低消費電力を両立し、さらに高度なセキュリティ要求を満たすことができる製品となっています。量産開始は2025年6月を予定しており、今後の製品ラインナップの拡充が期待されます。