日本損害保険協会が、2024度の交通事故医療に関する特定研究3課題と一般研究51件の合計57件を採択したことを発表しました。
概要
採択先:特定研究(3課題)6件、一般研究51件
助成目的:医療の進歩発展の促進と交通事故被害者の早期社会復帰
過去の採択総計:1,078件
特定研究課題:基礎疾患の影響、精神健康、自転車・キックボード事故の外傷について
選考委員会日時:2024年7月27日10:00~11:00
場所:医研センター研修室
詳細な採択内容と目的
日本損害保険協会は、医療の発展を推進し、交通事故の被害者の早期社会復帰に貢献することを目的として、1994年から年1回公募を行い、交通事故医療に関する研究を支援しています。今年度、特定研究3課題6件と一般研究51件の計57件が採択されました。これで総採択件数は1,078件に達しました。
特定研究の内容
特定研究には、「交通事故被害者の有する基礎疾患が、治療や転帰に及ぼす影響に関する研究」、「交通事故後の精神健康(メンタルヘルス)への影響に関する研究」、「自転車(電動アシスト自転車を含む)やキックボード(電動型を含む)による交通事故外傷に関する研究」の3つの課題があります。
まとめ
日本損害保険協会は交通事故医療に対する深い理解と今後の進歩を目指し、交通事故医療に関する研究助成を進めています。2024度の公募では、特定研究および一般研究の採択が決定しました。