カネバン、フィギュア設計会社プロスリンクを子会社化――完全国内製造でフィギュア量産化を目指す

キャラクターグッズの企画・製造を手掛けるカネバンが、フィギュア設計会社のプロスリンクを100%子会社化しました。

概要

詳細:カネバンがプロスリンクの株式を全て取得し、子会社化を実施した。日本国内でのフィギュア、プラモデルの完全国内生産に向けた一歩となる。
詳細URL:
カネバン ホームページ: https://www.kaneban.jp/
プロスリンク ホームページ: http://prothlink.co.jp/

子会社化の背景と展望

カネバンは、国内需要の高まりと円安状況下でも需要が旺盛なフィギュア/プラモデル領域において、プロスリンクの商品設計能力を取り入れ、ボトルネックとなっていた商品設計を補完しました。これにより、ハイエンドからプライズ商品、くじ商品まで、国内製造による様々なグレードのフィギュアが可能になります。
また、豊富な製造技術を持つグループ企業と協力し、フィギュアの企画提案から製造までを一貫して行う体制を整えています。

今後の取り組み

今後は、北米やアジアへの輸出も視野に入れ、日本国内で製造したフィギュアを世界に向けて発信していく計画です。国内製造によるフィギュア量産化を目指すとともに、「メイドイン ジャパンフィギュア」の開発にも取り組む予定です。また、農地所有適格法人「ちーの」が栽培する米を原料とするエシカル素材を使用した、「完全国産フィギュア」の開発も進めていきます。

まとめ

これからのカネバンは、子会社化を通じて得たプロスリンクの技術と自社の技術の融合を進め、フィギュア製造の一貫生産体制を強化していく予定です。国内製造による高品質のフィギュア作りで、国内外の需要に応え、ブランド価値を向上させることを目指します。

関連記事