小児疾病流行状況が把握できる「キッズヘルスステーション」無償提供開始

ヘルスビッグデータを活用し、小児の疾病流行状況が一目でわかる「キッズヘルスステーション」が無償提供開始されました。

「キッズヘルスステーション」の概要

「キッズヘルスステーション」は、JMDCが提供する商用のデータベースから小児(0~14歳)のデータを可視化したものであり、商用のデータベース同様、データ規模と速報性に強みを有しています。流行指数という形で疾病の流行状況を可視化することで、皆様の行動変容や学級閉鎖判断を支援します。

詳細URL:https://www.bigdataforchildren.jp/kids-health-station

特徴と活用の可能性

1. 国内最大級のヘルスビッグデータを活用し、健康保険組合や薬局等から収集した自動更新のリアルタイム情報を提供します。
2. 感染症だけでなく、風邪や胃腸炎などの流行状況も予測し、これにより最新の流行状況に基づいた行動変容を促します。
3. 流行指数を用いて一目で感染症などの流行状況を確認し、そのデータを学校や家庭での対策に活用できます。

期待される影響

「キッズヘルスステーション」は、さらに多くの疾病に対応拡大し、子どもたちの疾病や治療についての実態を解明し、社会全体で子どもたちを病気から守るための方策を考えるきっかけを提供します。

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