四天王寺大学の新しい取り組み:災害時の防災教育探究学習がスタート

四天王寺大学教育学部が、災害発生時の防災教育探究学習を開始します。本取り組みは、地元の羽曳野市と大阪南消防組合 柏羽藤消防署との協働で行われ、2024年の冬学期にかけて3ヶ月間を予定し、防災教育ミニシンポジウムも開催されます。

概要

実施主体:四天王寺大学教育学部
期間:2024年9月26日(木)から12月26日(木)まで
場所:四天王寺大学 3号館 模擬教室
詳細URL: https://www.shitennoji.ac.jp/ibu/X

防災教育探究学習の目的と内容

この探究学習は、災害における主体的な判断と行動力を育成することを目的としています。具体的な目標として、①防災・減災・復興に関する知識の習得、②災害に対する多様性の理解と協力体制の認識、③主体性を持った防災教育参加の態度形成を掲げています。
探究学習の授業計画は14回分あり、それぞれが具体的なテーマと目標を持っています。防災のリレートークから始まり、防災教育ミニシンポジウム、探究テーマ設定、文献収集・講読・議論、プレゼンテーションスキル習得、中間報告会、最終報告会と進んでいきます。

防災教育ミニシンポジウムの詳細

10月3日には、「主体的に判断し行動することのできる子どもを育成する防災教育とは」というテーマでミニシンポジウムが開催されます。羽曳野市および消防局からのゲスト、本学教員、学生が集まり、現場の意見が交換されます。

まとめ

四天王寺大学教育学部は、源流である四天王寺敬田院が持つ「和を以て尊しとなす」の教えを構想に、「一人ひとりが主体的に判断し行動することのできる力の育成」を目指す探究学習を展開します。「防災教育ミニシンポジウム」や各授業を通じて、学生達は防災に関する知識や課題感を深め、これからの学びにつなげます。

関連リンク:
https://www.instagram.com/shitennojiuniversity/
https://www.youtube.com/@nyushi1

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