日本損害保険協会、「修理工場向け写真撮影手引」制定で車体整備業界への透明性を推進

日本損害保険協会が、車体整備の消費者に対する透明性を確保するため、「修理工場向け写真撮影手引」を作成しました。

概要

車体整備事業者(修理工場)から会員会社に対して必要な情報提供が行われるよう、「修理工場向け写真撮影手引」を作成しました。この手引きは、損害保険金請求時に必要となる基本的な取り組みとして、工程ごとに写真撮影のポイントを記載しています。
修理工場向け写真撮影手引: https://www.sonpo.or.jp/news/release/2024/240919_chirashi_2.pdf

今後の対応

会員会社は、手引きを使用して車体整備事業者との協力を図り、消費者向けの透明性のある情報提供と適切な保険金の支払いを適切に行うことに取り組みます。なお、国土交通省が策定した「車体整備の消費者に対する透明性確保に向けたガイドライン」によると、「消費者の視点から見て、車体整備サービスの受け取り判断や提供サービスの適性・適切性判断時に、消費者に必要な情報が適切に提供されることが極めて重要」とされています。
ガイドライン: https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001734259.pdf

まとめ

この取り組みでは、消費者視点を重視して車体整備事業者による透明性確保が適切に行われるよう求め、その実現を目指します。これにより、会員会社は消費者に対し適切な損害保険金の認定内容に関する説明が可能となり、消費者の信頼回復に繋がる事を期待しています。
信頼回復に向けた取組みについては、以下のリンクを参照ください。
https://www.sonpo.or.jp/news/shinrai/index.html

関連記事