レスター、デクセリアルズとの合弁会社設立を決定 -車載とフォトニクスの事業機会拡大を目指す-

レスターがデクセリアルズ株式会社との間で、Dexerials Taiwan Corporation及びDexerials Korea Corporationの合弁会社化を目的とする株式譲渡契約及び株主間契約の締結を決議しました。

合弁事業の概要

レスターはデクセリアルズとの間で、Dexerials Taiwan Corporation及びDexerials Korea Corporationの合弁会社化を目的とする株式譲渡契約に合意。レスターは戦略的パートナーとなることで、自社グループのデバイス事業におけるケミカル商材のラインカード拡充や材料系拡販におけるマーケティング強化を図る計画です。アジア地域のローカルビジネス拡大を目指し、具体的な行動として台湾及び韓国におけるDexerials会社を合弁会社化する計画を発表。

合弁会社化の手法

デクセリアルズは、Dexerials Taiwan Corporation及びDexerials Korea Corporationの営業・マーケティング機能に係る事業をデクセリアルズが新たに設立する完全子会社にそれぞれ承継。その後、販売機能に係る事業を営むDexerials Taiwan Corporation及びDexerials Korea Corporationの株式の51%をレスターが取得し、それぞれを合弁会社化すると予告。

合弁パートナー、デクセリアルズ株式会社

デクセリアルズ株式会社は栃木県下野市に本社を持つ企業で、代表取締役社長は新家 由久。電子部品、接合材料、光学材料などの製造・販売を事業内容としており、資本金は16,194百万円。大株主及び持株比率最上位は日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)で、16.51%を所有している。

事業委譲の日程と見通し

株式譲渡契約及び株主間契約の締結が2024年9月25日に行われ、株式取得実行日は2025年1月1日(予定)。事業開始予定日は2025年1月2日。本件による2025年3月期通期連結業績への影響は軽微と発表されました。

株式譲渡の詳細

Dexerials Taiwan Corporationの株式取得前の所有株式数は0株で、取得株式数は1,020,000株、取得後の所有株式数は1,020,000株。一方、Dexerials Korea Corporationの株式取得前の所有株式数も0株であり、取得株式数が402,900株となり、取得後の所有株式数も同じく402,900株となります。

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