特別記念版ミニチュアハウス:KLMオランダ航空が105周年を祝し「三つの運河の家」を発表

105周年の節目を迎えたKLMオランダ航空が、コレクターズアイテムとして親しまれている「ミニチュア デルフトハウス」の新作「三つの運河の家」を発表しました。

概要:新作ミニチュアの特徴とKLM航空の歴史

KLM航空は、1950年代以来、ワールドビジネスクラスにご搭乗のお客様に実在のオランダの建築を模したミニチュアハウスを贈呈しています。それぞれのミニチュアハウスは、Bols社のジュネヴァ・ジンを入れた陶製の容器となっており、航空ファンの間では高く評価されているコレクターズアイテムだと言えます。1994年に創業年を追いかけるようにコレクションが増えて以降は、毎年創立記念日の10月7日に新作ミニチュアが追加され、今年は特別な105周年を迎えた節目を飾る新作としてアムステルダムにある「三つの運河の家」を発表しました。

105周年記念の「三つの運河の家」

アムステルダム市内中心部に残る「三つの運河の家」は、1610年に建造され、3つの運河が交錯する位置にあります。そのため、「三つの運河の家」という名前で呼ばれるようになり、現在ではオランダの国定史跡に指定されています。建物は17世紀から20世紀初頭にかけて増改築を経て、建築家のヤン・デ・メイヤーが建て直し、完全に17世紀の状態に回復されました。

CEOからのメッセージ

KLMオランダ航空のCEOであるマルヤン・リンテルは、新作ミニチュアの発表を特別な瞬間と捉えており、創立105周年という節目の年ということもあり、感慨深い思いがあるとコメントしています。リンテル氏は、「経営環境は厳しく、KLMは様々な逆風に直面しながらもこれまで乗り越えてきました。我々は、オランダと世界を未来の105年間も空で続けて結ぶKLMの将来を保証する戦略として、最近発表した経営方針を堅持していきます。」と述べています。

まとめ

創立105周年を祝し、新作ミニチュア「三つの運河の家」を発表したKLMオランダ航空は、航空業界での長い歴史と深い伝統を持ちながらも、未来に向けての戦略を組み立て続けています。これからもKLM航空の歩みを期待しています。

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