アクセシブルコードが、文具業界として初めてコクヨの商品パッケージに採用されることが発表されました。
概要
・提供元:エクスポート・ジャパン株式会社・採用企業:コクヨ株式会社
・提供技術:アクセシブルコード(多言語・音声対応の2次元バーコード)
・対象商品:「ハリナックス」シリーズと「サクサ」シリーズ
・既存アクセシブルコードの活用事例:https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101245.html
・アクセシブルコードの仕組み:https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101245.html
採用の背景
アクセシブルコードの採用は、文具業界初となる動きです。コクヨが同技術を採用する背景には、持続可能な社会の実現を目指す一環として、ユーザーの多様なニーズに応えるインクルーシブなデザインを具現化する狙いがありました。また、2024年にはコロナ前を上回る訪日外国人客が見込まれ、彼らが自国の言語で具体的な製品情報を得られることが、商品満足度向上やインバウンド消費への好影響につながると期待されています。アクセシブルコードの詳細と効果
アクセシブルコードは、スマートフォンで一読取りするだけで商品説明をその端末の設定言語に翻訳し、音声化する技術です。視覚障害のある人でも読取り可能な仕様となっており、QRコードと同規格のため、専用アプリなしで使用可能です。また、一部の製品ではフィードバック機能も実装されており、各国の消費者が自分の言語で製品に対する意見を寄せることができます。これらの声はすぐに製品開発に反映できます。まとめ
コクヨが文具業界初のアクセシブルコードを採用することで、幅広い消費者に情報を届ける新たなドアが開かれます。その活用は、製品の満足度を高めるだけでなく、商品開発にも貢献することが期待されています。そしてエクスポート・ジャパンは、この技術を広め、誰もが平等に情報にアクセスできる未来を目指して取り組んで行くとのことです。関連リンク
・アクセシブルコードの詳細情報: https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101245.html・エクスポート・ジャパンが運営する訪日メディア「ジャパンガイド」: https://www.japan-guide.com/