「第23回城の自由研究コンテスト」学生達の探求心が輝いた全国大会の結果発表

公益財団法人日本城郭協会が、株式会社ワン・パブリッシングと共催で開催した「第23回城の自由研究コンテスト」結果が発表されました。

多様な視点から学び、考えた若者達

審査会を経て選出されたのは、全国から応募した小学生、中学生たちです。彼らはそれぞれに独自の視点から城について深く学び、研究を行いました。

賞を獲得した作品

文部科学大臣賞に輝いたのは、小学生部門では鈴木遼太さん、中学生部門では足立晴音さんです。それぞれテーマを深掘りし、独自の視点から意義深い分析を展開しました。
日本城郭協会賞は各務日乃さんと鵜飼壮さんが受賞しました。彼らは古から現代に至る城の存在のあらゆる側面について、独自の視点と徹底的な調査で取り組みました。
また、ワン・パブリッシング賞を受賞したのは吉武律さんと中脇光翼さんです。彼らは斬新な視点から城について認識し研究しました。

各賞の発表と詳細情報

公式発表によると、今回のコンテストでは全国33都府県から175作品が応募され、小学生、中学生の部よりそれぞれ10作品が厳正な審査を経て選ばれました。しかし、団体賞(学校賞)に至っては今年、該当団体はなかったとのことです。

主催者について

日本城郭協会は昭和30年に設立、昭和42年に文部省の認可を受けて以降、城郭関連団体で唯一の公益財団法人として活動しています。その使命として、「我が国の文化遺産についての理解を深める」ことを掲げ、様々な活動を行っています。その主要な事業としては、「日本100名城・続日本100名城」の認定とスタンプラリーの運営や、「お城EXPO」「日本城郭検定」「城の自由研究コンテスト」の主催などを行っています。

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