稲盛財団、研究助成プログラムを拡充 ~新たに「はぐくむ」と「たかめる」の2コース立ち上げ

稲盛研究助成プログラムが、多様な分野で将来の活躍が期待される研究者をより力強く支援することを目指し、新たに「はぐくむ」と「たかめる」の二つのコースを立ち上げました。

概要

2025年より新たに「はぐくむ」と「たかめる」の二つのコースを設立し、1985年から毎年実施している稲盛研究助成プログラムの充実を図ります。本コースの助成対象者は2026年3月に発表予定で、URLは https://www.inamori-f.or.jp です。

新体制の詳細

新たに設立された「はぐくむ」では、先駆的な研究の芽を育むことで、また「たかめる」では、研究成果を一層高めることで、研究に邁進することを期待しています。これらの助成対象者は、2026年3月に発表が予定されています。

各コースの特徴

「はぐくむ」では40歳以下の理工系や生物系、50歳以下の人社系を対象に、1件につき200万円を提供します。期間は2年です。一方、「たかめる」は、これまでの研究成果をさらに発展させ、自らの強みをより高める研究を支援します。このコースでは、理工系と生物系は45歳以下、人社系は55歳以下が対象となり、1件につき1,000万円の助成が行われます。期間は3年です。

まとめ

稲盛研究助成プログラムは、自然科学から人文・社会科学まで多様な分野の研究者を支援し、将来の国際社会に貢献する人材の育成に寄与しています。2025年度より、先駆的な研究の芽を育てる「はぐくむ」と、研究成果をさらに高める「たかめる」の2つの新たなコースを設立し、更なる充実を図る予定です。

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