InterSystems HealthShareがITインフラストラクチャ分野で「IHE-J 2024コネクタソン」にて4つの統合プロファイルで合格

広域/多職種EHR連携・利活用ソリューション「InterSystems HealthShare」が、標準インターフェイスを実装した製品間での接続試験「IHE-J 2024コネクタソン」に参加し、ITインフラストラクチャ分野における4つの統合プロファイルで合格しました。

概要

日本IHE協会が主催した「IHE-J 2024コネクタソン」にInterSystems HealthShareが参加し、ITインフラストラクチャ分野における4つの統合プロファイルで、適合・合格を果たしました。このイベントは、医療情報システムの相互運用性を推進する国際プロジェクトであり、日本国内での活動を推進する団体によって実施されます。InterSystems HealthShareは、広域/多職種EHR連携・利活用ソリューションで、医療・健康分野におけるデータの相互運用性を担保しています。詳細情報URL:https://www.intersystems.com/jp/products/healthshare/ihe-integration-statement/

本文1

InterSystems HealthShareが合格した統合プロファイルは、医療情報交換の標準規格として採択されたHL7(R) FHIR(R)に関するPDQmプロファイルとMHDプロファイルを含みます。これらのプロファイルは、それぞれ患者基本情報に基づくFHIRによる検索、および医療ドキュメントのFHIRによる交換を実施するためのテストを行います。InterSystems HealthShareは、FHIRに関するこれら2つの統合プロファイルで定義されている全アクターのテストに合格しました。

本文2

InterSystems HealthShareは、健康記録の統合、医療全体を横断した関係組織の連携と分析機能を提供する、広域/多職種EHR(Electronic Health Record)連携・利活用ソリューションです。散在する患者情報を統合的に閲覧するビューワーを提供し、特定条件の患者や、通常と異なるデータを検出した場合には、担当医や関係者、患者本人にアラート通知を行い、迅速な介入を可能にします。さらに蓄積されたデータを高度に分析することで、公衆衛生、疾病予防、研究を支援し、医療の質の向上と国民の健康増進に寄与します。

まとめ

InterSystems HealthShareが「IHE-J 2024コネクタソン」において4つの統合プロファイルで合格を果たしたことは、医療業界にとって重要な前進であり、データの相互運用性を実現することで、医療の質向上と患者の福祉に大きく寄与するものと言えます。

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