「リーディングスキルテスト」をもっと手軽に - 東京書籍と教育のための科学研究所が連携サービス開始

東京書籍と教育のための科学研究所が、「リーディングスキルテスト」(以下RST)と「マイアセス」を組み合わせた新サービス、「RST-マイアセス連携版」の提供を開始しました。

サービス概要

東京書籍の「マイアセス」は、学習の評価と指導を支援するシステムです。一方、教育のための科学研究所が提供する「リーディングスキルテスト(RST)」は、文書の意味を正確に理解する力を測定・診断するツールです。これらを組み合わせた「RST-マイアセス連携版」では、マイアセスのIDを利用してRSTを受けることができ、学校や教育委員会の負担を軽減します。また、受検結果はマイアセスのフォーマットに合わせて表示され、問題タイプ別の能力値比較や教育委員会資料の無償提供などの機能が利用できます。

新刊本『新井紀子の読解力トレーニング』発売

教育のための科学研究所所長の新井紀子氏の新刊『新井紀子の読解力トレーニング』が発売されました。本書は、「視写ノート」、「自習チェックリスト」、「毎日の予習・復習」などを通じて、教科書を理解する力を養うトレーニングを提供します。特に、「教科書ならではの言い回し」に慣れることで、具体的な理解とまとめを目指します。「RST-マイアセス連携版」と併用することで、より深い理解と学びへの道を探ります。

データ連携強化と今後の展開

「RST-マイアセス連携版」は、標準学力調査や総合質問紙調査i-check(アイチェック)、タブドリLive!(デジタルドリル教材)など、東京書籍が提供する他の学習履歴とRSTとの連携を企画中です。この強化された連携により、「アンダーアチーバー」や「オーバーアチーバー」を発見できるようになる見込みです。また、東京書籍は教育データの活用と教科書を中心としたリーディングスキルの育成により、日本の教育向上を目指します。

関連リンク

一般社団法人教育のための科学研究所Webページ:https://rst-web.s4e.jp/blogs/blog_entries/view/79/55f2dd090d1f83dc7a074cd98a276f66?frame_id=145

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