木材利用推進中央協議会が令和7年度の優良施設と国産材利用推進部門の募集を開始

木材利用推進中央協議会が、平成5年から開催している木材利用の促進を目的としたコンクールの令和7年度の募集を6月9日より開始しました。

コンクールの概要

このコンクールは、「優良施設部門」と「国産材利用推進部門」の2部門からなり、優良施設部門では5大臣賞を含む各賞、国産材利用推進部門では農林水産大臣賞を含む各賞が授与されます。詳細は以下のURLからご確認いただけます。
https://www.jcatu.jp/competition/

募集対象と目的

優良施設部門の対象は、令和3年度以降に建築された木造施設や内装木質化施設など、特色のある木造施設です。また、国産材利用推進部門の対象は、国産材を活用した木材製品の製造・販売や、国産材利用の意義の普及啓発を積極的に行っている企業です。
このコンクールの目的は、木材利用の一層の推進を進めることにあります。木材は、二酸化炭素の排出抑制や地球温暖化防止に貢献するだけでなく、地域経済の活性化やカーボンニュートラルの実現にも不可欠な資源として位置づけられています。

受賞特典と応募方法

優良施設部門の受賞作品は、各媒体で全国に紹介されます。具体的な特典としては、「木造事例集『写真で見る「木」の施設』」「木材産業関連団体カレンダー」への掲載や、SNSでの紹介があります。応募方法は、コンクール専用ページから応募様式をダウンロードし、応募資料を作成して応募する形です。
コンクール専用ページ URL:https://www.jcatu.jp/competition/

木材利用推進中央協議会とは

木材利用推進中央協議会は、林業・木材産業関係中央団体17団体会員および47都道府県推進協議会会員によって構成されています。協議会は、木材利用の推進と木材需要の拡大について、関連部門への要請や消費者への啓発活動を展開しています。

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