株式会社エヌティ・ソリューションズ(NTS)が、生成AIを活用した新たなERP導入支援ツール「AutoConv-Navi」にて新規に特許を取得したことを発表しました。
特許の概要
取得した特許は、開発文書作成装置、開発文書作成方法、及び開発文書作成プログラムに関するもので、特許番号は特許第7665169号となります。登録日は2025年4月11日で、特許の詳細はユーザーが独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)のサイト「J-PlatPat」から確認できます。「AutoConv-Navi」はERP導入プロジェクトにおける各種開発文書の自動作成を可能にします。また、ユーザーとの対話を通じて範囲を特定し、より詳細な情報を取得することも可能です。
AutoConv-Naviが解決する課題
ERP市場では慢性的な人材不足が課題となっています。これに対しNTSは、生成AIの活用によるERP導入プロジェクトの効率化を進めています。その一環として開発したのが「AutoConv-Navi」です。AIの活用により各プロジェクトでの作業効率化が期待でき、削減される工数は設計工程では実に55%にも上ります。しかしながら、生成AIの活用には使用者のスキルに大きく依存するという課題もありました。「AutoConv-Navi」では、この課題をテンプレート化により解決します。これにより、導入及び生成AIの活用スキルが不十分なコンサルタントやエンジニアでもプロジェクトに貢献することが可能となります。