近鉄エクスプレス、温室効果ガス削減目標でSBTiからネットゼロ認定を取得

近鉄エクスプレスが、Science Based Targets initiative (SBTi)から「ネットゼロ目標」の認定を取得しました。

認定概要

認定機関:Science Based Targets initiative (SBTi)
認定内容:ネットゼロ目標の認定

SBTiとその認定について

SBTiは、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界自然保護基金(WWF)、世界資源研究所(WRI)、CDPの共同イニシアティブとして設立されました。1.5℃目標、つまり気候変動による世界平均気温の上昇を産業革命前と比較して1.5℃以内に抑えることを目標に、企業の温室効果ガス削減目標を検証・認定しています。これは企業の具体的な脱炭素活動を評価するグローバルスタンダードとなっています。

近鉄エクスプレスの取り組み

近鉄エクスプレスは2023年8月にSBTiにコミットメントレターを提出し、その後全世界における温室効果ガス排出量データの検証と削減施策の設定に努め、この度認定取得に至りました。短期的には2030年までに42%削減、長期的には2050年までに90%の削減を目指します。この認定を受けて、さらに脱炭素活動を深化させていく所存です。

会社概要

商号:株式会社近鉄エクスプレス(Kintetsu World Express, Inc.)
代表者:代表取締役 社長執行役員 山中 哲也
所在地:〒108-6024 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟24階
設立:1970年
事業内容:貨物利用運送事業、貨物自動車利用運送業、航空運送代理店業、通関業、倉庫業、その他付帯事業
資本金:72億16百万円
URL:https://www.kwe.com/

まとめ

近鉄エクスプレスが温室効果ガス削減目標でSBTiからネットゼロ認定を取得。これをきっかけにグループ全体での脱炭素に向けた活動をさらに深化させ、世界規模での気候変動対策に積極的に取組みます。

関連リンク

近鉄エクスプレス公式サイト:https://www.kwe.com/

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