
気候変動に直結した現代の社会問題に着目し、啓発活動を展開する「医師たちの気候変動啓発プロジェクト」が、「“外で遊べない夏” 親たちの声に関する調査発表会」を開催しました。
イベント概要
イベント名:「“外で遊べない夏” 親たちの声に関する調査発表会―猛暑対策の“限界”と、今とるべき社会的選択―」
日時:2025年7月15日(火)15:00~16:00
会場:ベルサール新宿グランド Room G・H(所在地:東京都新宿区西新宿8-17-3 5F)
概要と結果発表
本イベントでは、公衆衛生と気候変動の専門家を講師として招き、近年の猛暑が子どもたちの外遊びにどのような影響を及ぼしているかについての意識調査結果を発表しました。また、お笑いタレントの横澤夏子さんもゲストとして登壇し、親としての視点から多角的な議論が交わされました。
識者の意見
東京科学大学教授の藤原武男先生は、個人レベルでの猛暑対策が限界にきている一方で、社会全体での変革が必要だと訴えました。さらに東京大学教授の江守正多先生は、気候変動対策は「生活の質が下がる」だけの問題ではなく、「社会の仕組みを変える」べき課題であると強調しました。
ゲストとのトークセッション
横澤夏子さんもまた、気候変動が子どもの外遊びに与える影響について専門家と共に議論を深めました。親としての悩みや期待、そして地球温暖化に対する自身の提案など、様々な視点から「子どもたちの健やかな成長と自由な遊びの保障」について真剣に考える場となりました。
まとめ
「医師たちの気候変動啓発プロジェクト」が開催した「“外で遊べない夏” 親たちの声に関する調査発表会」は、子どもたちの健やかな成長と自由な遊びの保障をどう実現していくか考えていくための第一歩でした。新たな認識や意識改革につながる大切な情報が共有されたこのイベントからは、多くの学びと課題が提示されました。