沖縄・竹富島に「屋外用AEDケース」導入!過酷な自然環境下でも常時使用可能

屋外用AEDケースが、沖縄県竹富町の竹富地区(いんのた会)自主防災会の拠点である「いんのた会館」入口に設置されました。

概要

会社名:株式会社マイセック
所在地:愛知県名古屋市西区笠取町3丁目54番地
代表取締役社長:間宮康博
URL:https://www.misec.co.jp

背景と課題

心室細動などの鼓動異常時に命を救うAEDですが、離島地域では設置や維持管理が難しい実情があります。竹富島に病院はなく、急病時には石垣島からのヘリ搬送などが必要となる場合もあります。これまで問題となっていたのが、AEDが屋内にしか設置されておらず、緊急時にすぐに使えないことでした。

導入の経緯と住民の声

AEDの設置された「いんのた会館」は、世代を超えて集まる自治会の中心的な施設です。「どこの世代にも開かれた場所だからこそ、万が一に備えたい」との考えがありましたが、最大の懸念点は台風と塩害といった自然条件でした。しかし、導入されたマイセック製の屋外用AEDケースは、密閉性の高い構造で外部からのダメージを防ぐ安心仕様です。

成果と今後の展望

AEDの設置により、地域住民からは「安心感が増した」「自分も使えるようになった」との声が聞かれます。地元住民の防災意識の高まりも確認され、新たな防災体制の強化への一歩となりました。「他の公共施設にも導入を広げたい」との声もあり、この取り組みが島全体の防災体制強化のきっかけになることが期待されます。

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