「ペットボトルで命を守ろう」イベントを川崎市で開催 - 親子で学ぶ水辺の危険回避と溺水防止

「泳げない子をなくそうプロジェクト」の一環として、サギヌマスイミングクラブ鷺沼が2025年7月27日に「ペットボトルで命を守ろう」という体験型の安全教育イベントを開催した。このイベントは、「7.25 世界溺水防止デー」にちなみ、親子が一緒に「命を守る知識と行動」を学ぶことを目指すもので、実際に水に入りながら体験できる内容が提供された。

イベントの概要

日時:2025年7月27日(日)
会場:サギヌマスイミングクラブ鷺沼(川崎市宮前区有馬4-3-21)
主催:サギヌマスイミングクラブ
協賛:コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社
協力:一般社団法人ウォーターセーフティプロモーション、株式会社ニューレヴェル
参加者:小学生とその保護者32名

イベント内容:親子で体験型安全教育

当日は、ペットボトルを利用した浮力体験や、ライフジャケットの重要性の理解、水辺の危険回避に関するクイズ、声かけ・助けの呼び方など実践的なプログラムが実施された。そこでは参加者から、「ペットボトル1本で体が浮くなんて知らなかった」「身近なもので命を守れるとは思わなかった」「実際にやってみて勉強になった」といった声が多く寄せられた。この結果、アンケートでも、「浮くことや泳げること、水に慣れていることの重要性がわかった。」「親としても万が一の時の行動を考える良い機会になった。」「親子で学べ、夏休みの思い出にもなった。」という評価が集まった。

泳げない子をなくそうプロジェクトの取り組み

本イベントは、「泳げない子をなくそうプロジェクト」の一環として実施されたもので、近年の小学校での水泳授業の回数減少や、プールの廃止により水に慣れていない子どもが増えている懸念を背景に企画された。「泳げる」ことと「危険を察知し、命を守る行動ができる」ことの重要性を認識し、それを親子で楽しみながら学べる機会を設けることにより、水への理解を深めることを目指している。このプロジェクトは、今後も水に親しむ楽しさと命を守る大切さを広める取り組みを続けるとしている。

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