サイバー攻撃が日常のリスクとなった今、世界の“知恵”が東京に集まる。 2025年9月4日、ホテルニューオータニ東京で開催される「Cybertech Tokyo 2025」は、単なる展示会やカンファレンスを超えた、サイバーセキュリティの“今”と“未来”を体感できる国際イベントです。私が注目したのは、米国・欧州・中東・アジア・日本から、政府や国防、重要インフラのキーマンが一堂に会するという点。これほど多様な視点が交錯する場は、国内では他に類を見ません。
サイバーセキュリティの“交差点”としてのCybertech Tokyo
「サイバーセキュリティ」と聞くと、専門家だけの話題に思えるかもしれません。しかし、AIの進化や社会インフラのデジタル化が進む今、サイバー攻撃は企業経営や日常生活にも直結する現実的なリスクです。
Cybertech Tokyo 2025は、そんな時代の“交差点”として、以下のような特徴を持っています。
1. 世界のキープレイヤーが東京に集結
- 米国・欧州・中東・アジア・日本の政府高官や軍、警察、重要インフラ担当者が登壇。
- それぞれの国・地域が直面する脅威や対策、政策の違いを、直接聞ける貴重な機会です。
- たとえば、欧州のGDPR(個人情報保護規則)や、イスラエルのスタートアップによる最先端技術など、国際比較ができるのも魅力。
2. 国際色豊かな展示会とスタートアップの熱気
- 日本国内外のトップ企業だけでなく、スタートアップも多数出展。
- AI活用の新技術や、実際の攻撃シナリオを体験できるデモなど、五感で“セキュリティの最前線”を感じられます。
- 「セキュリティ=コスト」ではなく、「セキュリティ=ビジネスイノベーション」へ。そんな発想転換のヒントも得られそうです。
3. 国際ビジネスフォーラムで広がるネットワーク
- 大阪(9/2)と東京(9/4)で国際ビジネスフォーラムも同時開催。
- イスラエルのアシュドッド港が主催する「日本・米国・中東間のビジネス機会」や、「サイバー時代の海事産業の課題と機会」など、産業横断的な議論が展開されます。
- 生成AI時代のセキュリティをテーマにしたセッションもあり、最新トレンドを“肌で感じる”ことができそうです。
参加する価値は?
「自分には関係ない」と思った方こそ、足を運んでみてほしい。なぜなら、サイバーセキュリティはもはや“専門家のもの”ではなく、すべてのビジネスパーソン、生活者に関わるテーマだからです。
たとえば、
- 取引先の情報漏洩が自社に波及するリスク
- AI活用の裏に潜む新たな脅威
- 国際的な規制や標準化の動向
- こうした課題は、どの業界でも避けて通れません。
「自社のセキュリティ対策、これで十分?」と感じている方、あるいは「海外の最新動向を知りたい」という方には、特におすすめです。
実用的な参加アドバイス
- 公式サイト(https://tokyo.cybertechconference.com/ja)から事前登録を。
- 例年、国際色豊かな参加者が集まるため、早めの申し込みが安心です。
- ビジネスフォーラムや個別セッションは、事前にテーマや登壇者をチェックしておくと、より深く学べます。
- 英語セッションも多いですが、通訳や日本語対応も充実。
- 語学に不安がある方も、積極的に参加できます。
まとめ
サイバーセキュリティの“今”と“未来”を、東京で体感する一日。「Cybertech Tokyo 2025」は、世界の知見とネットワークを手に入れる絶好のチャンスです。
あなたも、最前線の現場を“自分ごと”として体験してみませんか?