四天王寺大学、廃材から生まれる新しいファッションのかたち SDGsを身近に体験できるファッションショー&ワークショップが梅田で開催

繊維の未来を考える、3日間の特別イベント 「服を捨てる」という日常の行為。実はその裏で、環境に大きな負荷がかかっていることをご存じでしょうか? 四天王寺大学短期大学部ライフデザイン学科の学生たちは、この課題に真正面から向き合い、廃材を使った衣装づくりに挑戦しました。

9月4日(木)から6日(土)まで、大阪・梅田の商業施設 BREEZE BREEZE(ブリーゼブリーゼ) で開催される「私たちのSDGs2025」では、その成果がファッションショーとして披露されます。


注目ポイント


私が特に惹かれたのは、単なる「学生イベント」ではなく、研究者や教育者、企業とも連携した本格的な取り組みであること。
今年で4年目を迎えるチーム「エンウィクル」による企画は、毎年少しずつ進化を遂げています。

廃材を使った衣装
捨てられるはずだった繊維が、学生の手で華やかなファッションへと変身。どんな作品が飛び出すか、まるで宝探しのようなワクワク感があります。

体験型ワークショップ
9月4日~6日の3日間、誰でも参加できる「裂き織りアクセサリー」づくりが実施されます。環境問題を“手を動かして学ぶ”機会は貴重です。

無料で楽しめる
入場料は無料。梅田でのお買い物ついでに立ち寄れる気軽さもうれしいポイントです。


開催概要

日程 2025年9月4日(木)~6日(土)
時間 各日11:00~20:00
場所 BREEZE BREEZE 1階メディアコート(大阪市北区梅田2丁目4-9)
料金 入場無料
主催 日本繊維機械学会 繊維リサイクル技術研究会、エンウィクル「私たちのSDGs実行委員会」



あなたのクローゼットにも、もう着ない服が眠っていませんか?

このイベントは、それらが“廃棄物”ではなく“未来の資源”になることを教えてくれます。

ファッションを楽しみながら、持続可能な社会を考える3日間。
環境問題というと少し堅く感じる方も、この場では「体験」と「驚き」に変わります。

「次に服を買うとき、少しだけ意識を変えてみよう」
そんな気づきを与えてくれるはずです。

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