ウズベキスタン大統領が国連総会で展望を演説「新生ウズベキスタン」の成果と目標

ウズベキスタンのミルジヨーエフ大統領が、第80回国連総会で世界の国々に対して連帯と開かれた対話、緊密なパートナーシップを訴えました。

大統領の見解と提案

大統領は、国際機関の役割の弱体化、紛争や戦争の増加、社会・技術格差の拡大、経済・人道危機など、世界が直面している難題について議論しました。また、開発途上国の利益を考慮した安全保障理事会の構成の拡大を提案しました。

「新生ウズベキスタン」の成果と目標

大統領は、国内で実施されている大規模な変革の成果を詳しく紹介しました。国内の貧困率は35%から6.6%に下がり、教育の普及が大幅に拡大されたほか、「グリーン」エネルギーやイノベーション産業も急速に発展しているとのことです。

地域協力と安全保障強化

中央アジアにおける地域パートナーシップと統合を推進する国連総会の決議提案に触れつつ、アフガニスタン国民の生活改善支援が必須であるという視点から、国際社会の連携を強調しました。さらに、ウズベキスタンが予定している大規模なエコノミック・インフラストラクチャープロジェクトの実施もアナウンスしました。

気候変動と持続可能な発展の重要性

大統領は、気候変動やアラル海の環境問題など、地球規模での課題を議論しました。さらに、ウズベキスタンで開催を予定している世界水フォーラムを紹介し、水資源危機解消のためのグローバルな「ロードマップ」の策定を提案しました。

まとめ

ミルジヨーエフ大統領の演説は、ウズベキスタンが取り組む成果や問題、そしてその対策について深く洞察する機会となりました。彼の強い決意は、ウズベキスタンが世界の国々との連帯を支持し、開かれた対話とパートナーシップを追求し、人間、文化、文明間の信頼を強化することに対する献身的な姿勢を強調しています。

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