会社員1000名以上に聞いた「職場の書類とデジタル化」実態調査

IT製品・サービス紹介サービス『デジタル化の窓口』が、全国の会社員・経営者向けに行った「書類のデジタル化」と「AI-OCRのニーズ」に関するアンケート調査から、AI-OCR利用の現状とその課題が明らかになりました。

概要

調査主体:デジタル化の窓口
対象者:全国の会社員・経営者1,061名
調査事項:書類のデジタル化とAI-OCRのニーズ
調査期間:2025年9月25日~2025年9月26日
調査方法:インターネットリサーチ
調査元記事URL: https://digi-mado.jp/article/109846/

AI-OCRの利用状況

調査結果によれば、自動文字読み取り&データ化システム、AI-OCRの利用者は全体の約4割。AI-OCRの活用を最も感じているのは、経営層の人々となっています。ですが、ペーパーレス環境の職場は全体の2割弱であり、依然としてFAXを使用する職場も全体の約4割という現状が浮かび上がりました。

デジタル化における課題

一方でAI-OCRの導入が進まない要因として、「知らなかった」が約25%、「必要な業務がない」が約26%という結果が示されています。また、紙やFAXを使い続ける理由には、「取引先の要望」が最も多く挙げられ、特に「仕入先が紙・FAXを求める」が約37%、「顧客が紙・FAXを求める」が約33%となっています。

まとめ

本アンケートからは、AI-OCRが持つ潜在的な価値と、その導入に際し経営者や従業員が感じる問題点について具体的な知見を得ることができました。AI-OCR導入に対する認知向上と、取引先や顧客に対する理解促進が、デジタル化を一層進めるためのキーとなるでしょう。

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